ISSEY MIYAKE A-POC INSIDE. 佐藤 雅彦+ユーフラテス

平成19年度(第11回)文化庁メディア芸術祭の受賞作品が発表されてます。

平成19年度(第11回)文化庁メディア芸術祭 受賞作品 | 文化庁メディア芸術プラザ

受賞作品の中で唯一閲覧可能だった、佐藤 雅彦+ユーフラテス作の三宅一生新ブランド「A-POC INSIDE」プロモーションビデオが面白かったので是非見てください。

ISSEY MIYAKE A-POC INSIDE

下記の三宅一生サイトより、左上の[Menu] -> [A-POC INSIDE] -> [Animation] で閲覧できます。
ISSEY MIYAKE BRAND WEB SITE

youtube動画も貼り付けますが、三宅一生サイトの方が高画質なのでそちらがおすすめ。

個人的に一番面白かったのは、歩いてる人の性別が女から男に変わる場面。点の動きの変化だけで人の性別が変わる様に見えるってのは、まさに認知科学といった感じで興味深い。

この作品を作るにあたって参考にしたんじゃないかと思われる、クイーンズ大学 Nikolaus Troje の研究がこれ。性別・感情・体重などのパラメータを変化させると、それに伴ってモーションキャプチャーした点の動きが変化するFlash。
BioMotionLab1.8

佐藤雅彦は『ピダゴラスイッチ』やプレステの『I.Q』を作った事で有名な人。現在は東京芸術大学教授。慶応でも教鞭を振るっていて、その授業内容の特集(たぶんNHK)がニコニコ動画にアップされてあったけど、今確認したら削除されていた。

A-POC

97年から始まった三宅一生と藤原大による 『A-POC (A Piece Of Cloth)』 は、その名の通り一枚の布から衣服を作るブランド・コンセプト・工業生産方法。

2000年発表の『Baguette(バゲット)』は一枚のニットに着用者が自由に切り込みをいれ出来上がる無縫製の服。
デザイナー ロン・アラッド (Ron Arad) とコラボしミラノ・サローネ家具国際見本市に出品した『Trampoline』は、アラッド作『リップチェア』のカバーにも服にもなる作品。

A-POC baguette
A-POC baguette, 2000
Animation: Pascal Roulin

A-POC Trampoline, A-POC Gemini, and RIPPLE CHAIR
A-POC Trampoline and RIPPLE CHAIR, 2005
Ron Arad by MOROSO + A-POC by MDS
Photo:Marcus Tomlinson

参考・参照

佐藤 雅彦+ユーフラテスの映像作品について

三宅一生 藤原大 A-POC について


Comments

やっとみれたんだけど、
とてもおもしろいね、このアニメーション。
見てすぐに女性だと認識した。
なにかと比較する前から女性ってわかるってすごい!
点と線だけでこれだけ表現できる可能性に期待していきたい。

スキン+ボーンズのカタログ活用されるときが来てよかったねw

1
2007/12/18 20:33 by yuri

この動画の、点で見せる人間の動きを研究してるってのテレビで見た記憶がある。

イッセイミヤケは服だけじゃなくてデザインの価値を高めようとしてるみたい。
これも前にテレビで21_21デザインサイトってのを作ったとかいう番組を見ました。こんなのあるらしいよ↓
http://www.2121designsight.jp/
イッセイミヤケ頑張ってるみたいでやるなぁと思うけど個人的にはデザインをもてはやすのはもう流行遅れな感が・・・。
5年前くらいはデザインの価値とか聞くとおもしろかったけど今はそもそも機能ありきだなーと思う。

2
2007/12/19 21:19 by n

yuri
いやー行った甲斐がありましたよ。
「点と線だけでこれだけ表現できる可能性に期待していきたい。」って笑ったw

n
「今はそもそも機能ありきだなーと思う。」
そうなんですか。『デザインの価値』とか一直線すぎる感じ?
機能。そのあたりの話を詳しく聞かせて下さい。

3
2007/12/22 22:58 by rui_mashita

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